いまプロスポーツチームのYouTube活用がアツい!


 

今朝、日本プロ野球史に残るような、

大きなターニングポイントになり得るであろう驚きの報道がありました。

 

[スポーツ報知]  「【DeNA】女性オーナー就任へ!ITカリスマ経営者・南場智子氏、プロ野球80年で初」

http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20140917-OHT1T50065.html

 

事の真意は分かりませんが、

このニュースに象徴されるよう日本の野球界は大きな変化の時を迎えているように感じます。

 

プロ野球に目を向けても、

パリーグではオリックスの躍進が光り、

セリーグでもカープが健闘をし、今朝のニュースで話題となっているベイスターズもクライマックスシリーズ進出を懸け熱戦を繰り広げています。

 

「横浜DeNAベイスターズ FINAL SERIES 2014」

 

こちらの動画は、

ベイスターズがクライマックスシリーズ進出のため必勝を期して戦う残り試合へ向けて作ったものですが、

見るとベイスターズファンならずとも胸が熱くなってくるような作りになっていました。

 

ご覧頂いた動画の他にも、

ベイスターズではかなり積極的に映像コンテンツを制作している印象を受けます。

 

去年の11月にこのブログでも紹介(「横浜DeNAベイスターズのYouTubeチャンネルが面白い」)しましたが、

これまでのプロスポーツチームの動画配信というと、

試合映像中心のコンテンツやインタビューだけのコンテンツ等いわゆる“表”のコンテンツが多かったのですが、

話題になった三浦投手の投球映像など“裏”のコンテンツも沢山配信していることが、

ベイスターズのYouTubeチャンネルが持つ面白さの秘訣でしょう。

 

また、オフィシャルチャンネルでの配信ではありませんが、

「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」とのコラボレーションにより実現したこちらの企画も印象的でした。

 

 

save

※詳細はこちらから⇒「命を救うホームラン」(http://dena.com/sekai_egao/homerun/

 

 

ベイスターズ以外にも、

他にもプロ野球チームのYouTubeチャンネルというと、

ヤクルトスワローズが「つば九郎」を活用したコンテンツ等を中心にかなり積極的に動画を用いている印象を受けますし、

パリーグ各球団も自前のチャンネルを持ち、各球団独自のコンテンツを展開しています。

 

以下、個人的なお気に入りを少しだけピックアップしています。

 

「稲葉篤紀選手密着ドキュメント 引退発表」

 

「つばさんぽ+ FA宣言スペシャル」

 

各チーム趣向を凝らした動画が数多く有り、

ここでご紹介出来る動画には限りがあるのですが、

スポーツチームがこのように動画を積極的に配信する狙いはどのような所にあるのでしょうか?

 

勿論各チーム狙いは様々でしょうが、

現段階での大多数のチームにとっては、「接触頻度の向上」という狙いが大きそうです。

 

これは動画(YouTube)に限らずソーシャルメディアを活用する際にも言える事ですが、

ソーシャルメディア活用のポイントとして挙げられるのは、

「いかに共感をしてもらい多くの拡散を生み出すか」という点にあり、

ファンの友人がシェアしていた動画を、自分は決してファンではないのに偶然見たという経験をした人はいるでしょうし、

YouTubeを何の気無く見ていた時に、たまたま面白そうな動画を見つけて、それを見ていくうちにチームのファンになる、と言う事もあり得るでしょう。

 

これは従来のマーケティング戦略からすると、

なかなかアプローチすることすら難しい層までを広くカバー出来るようになり、

チームとしては一工夫することで、

認知度を高め、ファン(ファンの周りにいる人にも)への接触頻度を向上させることが出来るようになったと言えそうです。

 

世界に目を向けると「接触頻度の向上」というステージから更にもう1ランク上のステージ、

つまり「収益化」というステージまでたどり着きつつある事例も見受けられます。

 

詳しくは過去のこちらの記事(「YouTubeを使って収益拡大を目論むアストンビラ」)をご覧頂ければと思いますが、

無料で閲覧出来るYouTubeを「入り口」としての活用に留まらずに、「収益化」までしてしまおうという計画は注目に値するものではないでしょうか。

 

通信環境が飛躍的な向上を遂げ、

タブレットやスマートフォンはもはや誰もが持つツールになりつつあることから、

今後動画の重要性は更に増していくこととなるでしょう。

 

スポーツはもともと動画との相性が良いので、

このバイラルメディア全盛期のビッグウェーブにうまく乗れると、

思わぬ発展を遂げることが出来るようになるかもしれませんね。

 


The following two tabs change content below.
山内 一樹
「ミレニアル世代の遊びの選択肢にスポーツを加える」ことを目指し、アクティビティとしてのスポーツの可能性を追求している。Jリーグ・Bリーグ・侍ジャパンといったコンテンツホルダーらとともに、主にSNSの活用を中心としたデジタルマーケティング施策の推進に従事するほか、渋谷区を起点に活動するサッカークラブ TOKYO CITY F.C. を立ち上げ、渋谷から新たなフットボール体験を産み出すための取り組みに挑戦中