CESで注目!最新テクノロジーを活かしたスポーツ用品


 

こんにちは。

年明け早々の1月6日〜1月9日までラスベガスにて “Consumer Electronics Show” 通称CESが開催されました。

 

CESとはなんぞやというと、

「インターナショナルCESは家電テクノロジーのビジネスで活動しているすべての人々に対して製品とテクノロジーの最新情報を提供する世界最高の舞台です。CESは40年以上の間、革新者および革新的テクノロジーのための市場投入の可能性を探る場、つまり次世代の革新技術が市場に導入される可能性を見極めるためのグローバルな舞台として機能して来ました。CESは世界最大の実践的展示場として、産業界のあらゆる局面を網羅していると言えるでしょう。CESは、2,080億ドルを売り上げる米国家電市場を代表する技術産業団体である米国家電協会(CEA)に所属し運営されているため、CESの主催による、業界で最も関心の深い問題が議論されるフォーラムには世界中の企業リーダーと先駆的思想家が惹きつけられています。」

と、公式HPに説明されていますが、

ざっくり言うと、米国家電協会(CEA)主催の見本市のようなものです。

 

ces

 

 

家電協会主催の見本市が、なぜこのブログに関係あるかは言わずもがな。

最先端のスポーツ用品は、ネット接続が当たり前の時代となり、

様々なネット接続型家電が誕生している中で、スポーツ用品市場も大きなビジネスチャンスと認識されているからです。

 

ということで、今回のブログではCESに登場していた、

最先端のスポーツ用品を幾つかご紹介していきたいと思います。

(ちなみに、筆者はCESには行っておらず、CESに出ていたプロダクトの中で面白いと感じたものを別途リサーチしてまとめておりますので、悪しからず。。)

 

 

(1)XON SNOW

はじめにご紹介するのは国内メーカー「Cerevo」が手がける、スマートバインディング「XON SNOW」

公式サイトに「滑りのテクニックを可視化する」と紹介されているこちらのバインディングは、

左右それぞれの足元に搭載された加重センサーにより、体重の掛け具合や重心などを計測し、

スマートフォン上で確認が出来るというものです。

XON

 

THE BRIDGE でも記事になっていましたので、詳細はそちらでどうぞ。

▶Cerevoがスマートスポーツ用品ブランド「XON」を発表、第1弾はスノーボード用プロダクト(http://thebridge.jp/2015/01/cerevo-sport-brand-xon

 

日本発の”スポーツ関連プロダクト”が話題になるのは、なんだかとても嬉しいです。

 

 

(2)94FIFTY

次いでご紹介するのは、バスケットボールのトレーニングに関するアイテムです。

まずはこちらの動画を。

 

スマートバスケットボール「94fifty」では、

内蔵されたセンサーにより、

シュートまでの時間やボールを投げた角度、ドリブルの強さ、といった点が計測出来るといいます。

ちなみに、スマートボールというと、アディダスの「マイコーチスマートボール」なども先行して投入されていたりします。

▶94FIFTY公式サイト(http://www.94fifty.com/

 

 

(3)VERT

次はバレーボール関連のテクノロジーのご紹介です。

バレーボールアメリカ代表が公式に活用しているVERTは、ウェアラブルジャンプデバイスと表現される、

ジャンプ力に関するテクノロジーです。

センサーを用いて選手のジャンプ力やジャンプ数を可視化して確認することができ、

選手のパフォーマンス管理に役立ちそうです。

 

VERT2    VERT1

▶VERT公式サイト(http://www.myvert.com/

 

 

(4)SmartMat

次は球技から少し離れてヨガをする際に使用するマットに関するテクノロジーです。

センサー内蔵のマットを用いてヨガのポージングを行うと、

重心や手・足のポジショニングが計測され、正しい型に導いてくれるというものです。

なんとなく、WIIスポーツでやったヨガのゲームを思い出しました。

▶SmartMat公式サイト(http://smartmat.com/

 

 

(5)Digitsole

次は競技ごとに用いられる品と異なり、

競技横断的に使用可能なプロダクトのご紹介です。

 

 

こちらのデジタルインソールは「そうきたか!」という感じなのですが、

スマートフォンでインソールの温度を設定することができ、足を冷やさずスポーツをすることができるのです。

地味に嬉しい機能です。

それ以外の機能としても、歩数の計測や歩行距離、消費カロリーの計測も出来るということで、

ハイパフォーマンスを目指すアスリートよりも、より母数の多い一般の人々がターゲットとなってきそうです。

▶Digitsole公式サイト(http://www.digitsole.com/

 

 

 

ということで、今回は5つのプロダクトをご紹介致しました。

実は昨年も同じようなブログ記事(スポーツとテクノロジーの幸せな融合〜DOスポーツを楽しくするガジェット4選〜)を書いているのですが、

昨年に比べ今年の方が圧倒的に、プロダクトの量・カバーする幅・技術力、どれをとってみても進化しているように感じます。

 

スポーツ用品とテクノロジーの融合は今後も益々進むことは明確で、

ハイパフォーマンスを目指すアスリートと、

健康増進に取り組む一般の人々との間で、

目的こそ異なれど、

自分のパフォーマンスを計測し、フィードバックを活かして次のトレーニング(運動)に繋げていくという、

サイクルは201X年代のスポーツシーンでは当たり前のこととなってきそうです。

 

となれば、未来のスポーツ指導も変わるかもしれません。

これらテクノロジーから導き出される情報を正しく理解し、選手を更にハイレベルに導くことの出来る指導者が評価されるようになったり、

選手自身も今まで以上にトレーニングのPDCAサイクルを回すことの出来る選手が、努力により先天的な差を越えることが出来るようになるかもしれないです。

 

トレーニング時でなく、試合時に使用する用品に関して言及すると、

自身が、あるいはプレーする選手が、

最高のパフォーマンスを出すことの出来るものが、シューズだろうが、バッドだろうが、ボールだろうが、変わらず選ばれるでしょう。

そうなると試合時において、「計測出来るかどうか」という機能は二の次、というか争点にならないかもしれません。

今後は、「計測出来るのは当たり前」で、それをベースに、

用品そのものが出すパフォーマンスがキーポイントになる可能性が高く、

テクノロジー企業と従来からの技術を持つメーカーとのコラボレーションは益々進みそうです。

 

いずれにしても、

このようなテクノロジーがスポーツと融合することで、

スポーツをすることの楽しさが更に増し、

一人でも多くの人がスポーツをすることで、心身ともに健康な社会になれば、

今抱かれている将来的な超高齢化社会の不安が、少しは解消されてくるかもしれません。

 


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山内 一樹

山内 一樹

Sports UX Designer
⁂スポーツ×ミレニアルズ ⁂ Jリーグを中心にBリーグや侍ジャパンのミレニアルズマーケティング(特にSNS戦略・デジタル戦略)のお手伝いが主なお仕事。 ご相談などはお気軽に各SNSからどうぞ!