Snapchatの隆盛から考えるスポーツの動画マーケティング未来予想


 

個人的に「スノー(SNOW)」にどハマりしてきたので、今回はずっと書きたかった「縦型動画」ネタを書いていきます。

 

 

Ichino♡Hinanoさん(@icn529)が投稿した動画

 

昨年11月にメリーでこんな記事「 盛り上がること間違いなし♡新感覚カメラアプリ “スノー(SNOW)” 」が出ていたのを読んだり、一緒に働いている20歳前後のアルバイトの子から「これ来てますよ!」と教えてもらったりして以来何となく気にしていた「SNOW」ですが、個人的にも正月くらいからアクティブに使い出してその面白さにどハマりし始めました。

 

snow_rank

AppStoreのランキングを見ても、無料総合ランキングで1ヶ月間100位以内をキープし続けており、定量的にも定性的にも流行の兆しを感じています。

 

snap-ghost-yellow

 

SNOWの話をするのであれば、「Snapchat」(以下スナチャ)の話をしない訳にはいきませんので、話をスナチャに移します。

スナチャがアメリカのミレニアルズ・ジェネレーションZの間で爆発的な人気を誇ると聞いて久しいですが、米国と比べ相対的に、日本ではまだまだブレイク仕切れているとは言えない状況でした。

ですが、このSNOWの台頭などもあり、最終的に「スナチャが勝つのかSNOWが勝つのかはたまた他のサービスが勝つのか」は分かりませんが、”スナチャLIKE”なサービスがこの1年でガシッと広まりそうな予感があります。

そして、当メディアの趣旨的にはここが一番重要なのですが、「スナチャとスポーツの相性の良さ」はユーザーとして使い始めると一瞬で感じ取ることが出来ます

 

既に海外では多くのチームやリーグがアカウントを開設し、「STORY」の投稿を日々行っています。

やはりアメリカスポーツが多く、NBAやNFLなどではリーグ自体のアカウントがあり、各チームのアカウントもそれぞれオフィシャルに運用されています。

ヨーロッパサッカーでも事例が増え始め、「レアルマドリー」「バイエルンミュンヘン」などのクラブに加え、「セスク・ファブレガス」などの有名選手も投稿をしています。

 

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スナチャで送られてくる画像・動画はスマートフォンでそのまま撮影した画像・動画の「取って出し」です。

ですので基本的に「タテ型」の状態でコンテンツが送られてきます。

 

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画像だとこんな感じ。

動画の場合は、「NFL」が公式ページに配信した「STORY」のアーカイブをアップしていましたので、リンク先からご覧ください。

http://www.nfl.com/videos/nfl-network-gameday/0ap3000000541382/NFL-GameDay-Final-Snapchat-Live-Story

 

「リンク先をご覧ください」だけだとUXが悪すぎるので、無理やり感溢れるスクショを何枚か。。

 

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この伝え方で伝わるかは著しく不安ですが、、、

筆者が大画面のiPhone6+でスナチャを用いていることもあってか、

NFLが配信しているSTORYは、非常に臨場感を感じられるコンテンツとなっています。

 

よくある投稿としては、

試合前のフードコートやイベントで盛り上がっている様子

→選手の入場シーン

→得点が決まった瞬間のスタンドの盛り上がり

→勝利後の選手たちの嬉しそうな様子

→たのしそうに帰路に着くファン

といった構成です。

 

スナチャで送られてくる投稿を見て感じる、

ユーザーとしての一番の気持ちは、「楽しそう!行ってみたい!」ということです。

TwitterやInstagramと異なりダイレクトにメッセージが届く点はスナチャ独自のものであり、

LINEと比べてコンテンツを閲覧するためのUXが優れており、ストレスなく視聴することが出来ます

 

 

一般的にスナチャは「消えるメッセージングアプリ」という文脈で語られることが多いですが、

ことスポーツにおけるマーケティング面で捉えると「臨場感溢れるコンテンツを即時に伝えることのできるメッセージングアプリ」と位置付けることが出来そうです。

 

そして、スナチャで配信される動画をみていて感じるのは、「作り込んだクオリティの高い動画」よりも、「とにかくスピード感早くアップされる臨場感を感じられるコンテンツ」に価値が見出され始めているという点です。

前述したNFLの動画を見て頂ければ感じられると思いますが、動画自体がCGやエフェクトなど盛り沢山で編集されている訳ではなく、普通にスマホで撮った映像を繋げているだけだからこそ?逆に臨場感が伝わるコンテンツになっています。

 

そして、この流れはスナチャLIKEなサービスが流行すればするほど、益々進みそうだと感じています。

 

そうなると、時間を掛けて編集したコンテンツに価値は無くなるのか?という点が論点となりそうですが、

決してそんなことは無く、「まとめ動画」や「プロモーション動画」などは、変わらず時間を掛けて良いものを作り込めば込むほど、それが良い数字となって返って来る可能性は引き続き高いですし、

現に最近拡散されている動画を思い出しても、しっかり編集されている動画の方が多いと感じられるのではないでしょうか。

 

当たり前といえば当たり前の話なのですが、

要するに、中途半端なスピード感で中途半端なコンテンツを出すことが一番勿体なく、

①短い移動時間や隙間時間にサクっと見られる「スピード感MAXでアップされる臨場感溢れるコンテンツ」

か、

②自宅や長距離の移動時にジックリ見られる「作り込まれた没入系コンテンツ」

といった、

『ユーザーの視聴環境としてどちらを想定するか』に基づいて、コンテンツの作り方を変える必要がありそうです。

 

今後事例が増えることで、情報と考察のアップデートはしたいと思いますが、少しずつ新潮流を感じているので、肌感覚で現場で感じていることをツラツラと書いてみました。

 

ということで、とりあえずスナチャでもSNOWでも良いので友達になってください!

遊びながら最適な方法論見つけましょう!笑

 


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山内 一樹
「ミレニアル世代の遊びの選択肢にスポーツを加える」ことを目指し、アクティビティとしてのスポーツの可能性を追求している。Jリーグ・Bリーグ・侍ジャパンといったコンテンツホルダーらとともに、主にSNSの活用を中心としたデジタルマーケティング施策の推進に従事するほか、渋谷区を起点に活動するサッカークラブ TOKYO CITY F.C. を立ち上げ、渋谷から新たなフットボール体験を産み出すための取り組みに挑戦中