#[ハッシュタグ]で見る女性ファンによるスポーツの楽しみ方


 

 

今夜はサムライブルーのワールドカップ二次予選。

明日からプロ野球が開幕し、Jリーグやスーパーラグビーは既に熱い戦いがはじまっていますが、

暖かくなり行楽シーズンに入ってくると、

週末のアクティビティのひとつとしてスポーツを選んでもらうための競合も増えてきます。

 

競合と定義出来るものは、

同競技の他会場や、異競技に限った話ではなく、

ディズニーランドなどのテーマパークや、

この時期だとお花見だったり、これからはBBQだったり、

みんなで楽しむアクティビティ」が数多あります。

(それらと共存出来るBBQシートとかは最高ですが!)

 

そのような選択肢がある際に、

スタジアムに足を運ばすキッカケのひとつが「フォトジェニックさ(思わず共有したくなる非日常性)」にある、

と以前から仮説を立てていますが(2015年4月28日 THE SPORTS BUSINESS「若者をスタジアムに呼びたければ若者の声を聞けば良い」)、

チームやリーグによる企画・施策は女性ファンの届いているのか?

指標として「#」(ハッシュタグ)を用いた投稿数と内容をもとに幾つかの取り組みをご紹介します。

 

 

・#TORACO

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今年の2月にNMB48の山本彩、薮下柊、木下春奈、川上千尋が応援隊長に就任した「TORACO」。

サイトを見ると「お揃いコーデ」「グルメ&スイーツ」「ジェット風船」という3点セットが、

「TORACOを楽しむ3つのポイント」として紹介されています。

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いずれも「フォトジェニック」なコンテンツで、

観戦に訪れたライト層が公式サイトにアップされているような写真を、

自身のインスタにUPする様子がイメージできて◎。

 

#toraco」にはIG(インスタ)で3,000件以上の投稿がアップされています。

タイガースに全然関係のない乗っかりの投稿も多いですが楽しそうな雰囲気が伝わりgoodです。

 

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・#オリ姫

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続いてご紹介するのはオリックスバファローズの「オリ姫」

サイトがオシャレな雰囲気です。

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コンテンツも充実していて「オリ姫ギャラリー(ファンの写真)」や「夢叶えます」といったインタラクティブな企画が多い印象です。

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#オリ姫」にはIG(インスタ)で約600件以上の投稿がアップされています。

イベントに参加した際の投稿自身が持っているグッズスタジアムでの観戦写真などが目立ちます。

 

 

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・#カープ女子

 

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公式にこのハッシュタグで投稿を促しているわけでは無さそうですが、

#カープ女子」にはなんと10,000件以上の画像がアップされています。

 

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半年近く前の投稿ですが、

元モーニング娘の高橋愛さんが「#カープ女子」を用いた投稿を行っていたり、

 

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一般の方でも、

観戦時の写真はもちろん、プリクラ飲み会の写真など

超主観ですが、プロ野球関連のハッシュタグでは一番女性の楽しそうな写真が多い印象でした。

 

・#J撮り

 

野球ネタばかりだったので最後はJリーグ関連のハッシュタグも。

JリーグのInstagramアカウントはプロスポーツチームやリーグのInstagramアカウントの中で最もフォロワー数が多い(56,100フォロワー)のですが、

Jリーグ界隈では「#J撮り」というハッシュタグでの写真投稿が増えています。

 

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「自撮り」と「Jリーグ」をかけて「#J撮り」となったのが由来ですが、

自撮り写真を中心にスタジアムでの観戦写真が約2,000枚アップされています。

 

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こちらもカープ女子の高橋愛さんのように、

アンガールズの山根さんが「#J撮り」のハッシュタグとともに写真をアップしています。

女性芸能人ではありませんが、やはり芸能人の方がハッシュタグを使用しだすと一気に広まる印象があります。

 

 

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自撮りだけでなく選手の写真も目立ちますが、

やはり観戦に訪れた人の楽しそうな様子が分かる写真(必ずしも自撮りでなくとも)は目を引きます。

 

アクティビティ(試合観戦)を体験したユーザー(ファン)が、

その様子を自身のSNSにアップすることはマーケティングの観点から考えて非常に重要だと思いますが、

せっかくアップしてくれる写真は、目を引く非日常性のある写真の方がエンゲージメントしやすいでしょう。

 

今回は4つのハッシュタグのご紹介だけでしたが、

それぞれのハッシュタグに投稿されている画像を見るだけでも、

どのようにスポーツ観戦を楽しんでいるのか?

そのような投稿をしているファンはどのような人なのか?

を、なんとなくではありますが見て取ることができます。

 

企画を考える際にはターゲットの声を聞くことが大事、

ということで今すぐ出来るハッシュタグを使ったリサーチ方法をご紹介しました。

 


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山内 一樹
「ミレニアル世代の遊びの選択肢にスポーツを加える」ことを目指し、アクティビティとしてのスポーツの可能性を追求している。Jリーグ・Bリーグ・侍ジャパンといったコンテンツホルダーらとともに、主にSNSの活用を中心としたデジタルマーケティング施策の推進に従事するほか、渋谷区を起点に活動するサッカークラブ TOKYO CITY F.C. を立ち上げ、渋谷から新たなフットボール体験を産み出すための取り組みに挑戦中